ソメイヨシノなのにさくらんぼがひとつ実っていました。
元々ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンを交配して作った観賞用品種で実をつけにくいそうです。
その理由は桜には自家不和合性という性質があり、花の雌しべは同じ樹の雄しべの花粉では受粉できないから。つまりソメイヨシノ同士では受粉しないことになります。これまで多くは接ぎ木などで増やしてきました。
写真のソメイヨシノが実を付けたのは多分、近くの山からヤマザクラとかの花粉が飛んできて受粉したのでしょうね。

さくらんぼとして知られている木の品種はセイヨウミザクラやシナミザクラがあります。生産量は山形県が全国一です。二位の北海道の10倍もの収穫量があります。

写真のソメイヨシノさくらんぼは酸っぱい、苦い、渋いで美味しくはないそうです。よかった食べなくて(^^;


撮影地 : 大分市 西寒多(ささむた)神社