心と身体お元気ですか? 内科・心療内科 医療法人ストレスケア若草 深川内科クリニック
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音楽療法について

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音楽療法で身体の内から元気に

音楽療法とは

音楽を聴いて、楽しい気持になったり、やさしい気持になったりした経験はありませんか?またある曲を聴くと、昔の思い出がよみがえってきたり、特定のシーンやイメージが湧いてくることもありますね。音楽には不思議な力が秘められています。
「音楽療法」とは音楽を活用して心や体を整えること。(*)

人も音楽も様々です。一人一人の悩みや症状、好きな音楽も違います。
これまでの経験でも、3か月健診で「聞こえていないかも」ということで音楽療法を受けた乳児から、百歳を超えた認知症の方など幅広い年齢層が対象であり、一方、歌ったり踊ったり身体を動かしたりという能動的音楽療法もあれば、じっくり音楽に浸って時には回想法を交えながら聴く受動的音楽療法もある、という活動の多様さで、「音楽療法」といってもその時々で驚くほどのヴァリエーションがあります。これも音楽療法の魅力の一つですね!
当クリニックでは、病気に深いかかわりのあるストレスのケアに音楽療法を活用します。

ストレスが原因で、自律神経系、ホルモン系、免疫系の乱れが生じます。それらの不調がさらなるストレスになり体調が崩れる、という悪循環が起きてしまいます。
誰でもそうですが、何かのストレスがあると、いつもいつもそのことが気になってしまい、頭の中はそのことでいっぱいになります。イヤな人間関係をいつも思い出したり、自分の不調の部分、頭痛や胃痛ばかり気にしたりします。
そういう時には、「五感療法」が役に立ちます。「五感」は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚(体性感覚)です。自分の頭の中でグルグル悩みを繰り返す悪循環を断ち切るためにも、五感で感じられる快感を思い出していただきたいのです。
これらの感覚をオープンにして、外部からの快い刺激を心地よいと感じられる感性を育みます。音楽もその大事な要素として活用しています。

(*)「音楽療法とは『音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること』をさすものとする。」

日本音楽療法学会の<音楽療法の定義ならびに教育理念>より

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