アメリカで開催された「アルツハイマー病協会国際会議」において
甘い飲食物、特に炭酸飲料を過剰に飲み続けると、アルツハイマー病を発症するリスクが高まる恐れがある
との研究結果が報告されました。

怖いことに、年齢を重ねるごとに甘いものが好きになるそうで、
その理由としては、
加齢とともに味覚や嗅覚が衰えてしまうから😰。
味覚は口の中にある味蕾(みらい)細胞を通して感じられるものですが、高齢者の場合、この味蕾細胞の生成に必要な「亜鉛」が不足がちになってしまうのです。また、少しずつ唾液の分泌量が少なくなり、食べ物の成分が唾液に溶けにくいために味覚が刺激されにくくなり、刺激の多い甘いものや濃いものを好むようになるらしいのです。

そして、恐ろしいことに
砂糖・糖質には依存性があり、
「糖質依存症」と呼ばれています。

糖分を摂取して「甘い」「おいしい」と幸福感を感じると
ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンなどの「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質が放出されます。
これらの物質は人に幸福感、癒しを与える一方で、一種の中毒性をもたらす危険性もあります。

身体が疲労したときやストレスを感じるたびに、甘いもの・糖分を摂取して幸福感を感じるようになると、
この快感がクセになってしまい、やがて無意識のレベルで脳が「快感のために糖分を得たい」と感じるようになるのです。
これが「糖質依存症」のメカニズムです

特に、普段から食が細い高齢者が甘いお菓子などを空腹時に食べると、快楽物質が作用し、
より依存症になりやすいとも考えられているのです。

そして!糖分の採りすぎがさまざまな病気の引き金に😱

①糖尿病→
血糖値上昇でアミロイド
βが蓄積→認知症のリスク大
インスリンの働きが悪くなり、アミロイドβを分解する力もなくなり、アルツハイマー型認知症が発症しやすくなってしまいます。

②歯周病も認知症の原因に
糖質の摂り過ぎは、歯の健康にもよくありません。
虫歯を引き起こす要因となる「酸」は、口内の虫歯菌が糖を利用して作るからです。【出典:厚生労働省 2018年08月27日更新】
歯周病によって生じる毒素がアルツハイマー型認知症の要因であるアミロイドβを増やし、認知症の症状を悪化させることわかっています。

③ビタミンB,カルシウム不足からくる「うつ病」「冷え性」
④骨粗しょう症

⑤老化 糖化とは、いわゆる体の中で糖が蓄積された状態のことです。
糖分を過剰に摂取すると余分な糖が身体の中でタンパク質と結びつき、
そのタンパク質が変性してAGEs(糖化最終生成物)という名の老化物質を生成します🧓👴

怖いですね~💦
私も、以前からお料理に白砂糖を使うのは止めていましたが、
最近、大好きなチョコレートとシュークリームをかなり頑張って我慢しています。
2月14日バレンタインデー、
珍しく美味しいチョコレート🍫🍩🍰🍯が店頭に並び、
ついつい自分チョコを買っていたわたし…しっかり我慢できるように、このコラムをアップしました😁💦