テレビの「なんでも鑑定団」を見ていたら、

三、四十年(以上?)前に、現地で買ったペルシャ絨毯(じゅうたん)が登場しました。

何でも、その女性が若い頃に中東を旅行していて、

「このペルシャ絨毯が、あなたに連れて行ってもらいたがっている。」
と言われ、高価なペルシャ絨毯を頑張って買ったというのです。

結果は、ものすごく高い値段が付きました。良かった、良かった!(^^)!

その時に鑑定の先生が、

「これが壁にかけてなくて、家で一番人が通る所で、実際に使っていたら、
もっと高い値段になります。価値がもっと上がります。
これを『経年美化』と言います。」

とおっしゃいました。
えええ~???👀 その場にいた人全員が驚きました。もちろん私もテレビの前で!(+_+)

普通は、どんなものでも「経年劣化」するのが当然です。
経年劣化とは、年月が経てばたつほど、その製品の品質が低下していってしまうことです。

もちろん、骨とう品や芸術品など、作家の知名度や希少価値によって、後世での価値が上がったりします。

が!しかし!

ペルシャ絨毯は、なんと

「一番色味に元気が良いのは、買ってから50年から100年です👏

人の足で踏んだり、使ったりすることで、味が出ます。(絨毯ギャラリー会長大熊克己さん談)」

というのですから更にビックリ!です。


壁に飾って眺めるよりも、
実際に踏んだり蹴ったり(まではしないでしょうけど)、

実際に使った方が
「美化」するのです。

「経年美化」…なんて良い言葉でしょう ✨°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✨

私たちも
50~100年で更に価値を上げるように頑張りましょう。

目指せ!ペルシャ絨毯!💖💖