ブッポウソウは環境省のレッドデータブックに絶滅危惧種として記載されています。保全状態評価(危機の度合い)はIB類 (EN)です。
IB類ENとは「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」とあります。
このような状況であれば野山で簡単に見る機会がないのも当然ですね。

ブッポウソウの巣は電信柱が木製だったころキツツキなどが穴を開け、その後を利用することもありました。現在ではコンクリートになり環境が大きく変化しています。
岡山県吉備中央町では日本野鳥の会が中心となり町をあげて巣箱を設置する保護活動を行っています。その甲斐もあって今では100ほどのつがいが飛来するようになったそうです。ここの巣箱も日本野鳥の会が掛けてくれました。

先日(7月5日)行った時、二羽の親鳥がしきりにエサを運んでいましたので巣箱にはすでにヒナがいるようです。もう少ししたら巣立ちの日を迎えそうです。楽しみが増えました^^

トンボが大好物


撮影地 : 由布市