ミサゴのヒナが自然界で生きていくのはとても厳しく試練が山積み。
それを優しく厳しく見守るミサゴのお母さんの子育てはとても勉強になりました。連載しますのでお楽しみください。

2019年06月22日
ミサゴの巣へ行くと誰もいないので心配でしたが1時間くらい待つと海の向こうからヒナ二羽(二番子と三番子)が帰ってきました。しばらくするともう一羽のヒナも帰ってきました。みんなお腹が空いているのかピィーピィー鳴いています。

お父さんも帰って来ましたが二番子を連れて狩りの練習?岬の方へ飛んで行きました。

その後、一緒に巣にいた一番子のお兄ちゃんは隣の岩へ移動。
ひとり残された末っ子の三番子はピィーピィーがヒィーヒィーになってきました。かなりの空腹のようです。可愛そうですが鳴き声ですがかなり笑えます。

お母さんがカワハギを獲って来ました。でも巣へ置くとすぐに隣の一番子のいる岩へ。以前のように身を裂いてあげるようなことはしませんでした。きっと自分で食べなさいということでしょう。

三番子は自分で食べるのは初めてのようです。お母さんの方を向いてヒィーヒィーと鳴いています。声が一段と大きくなった気がします。それともカワハギの皮が固いのかな?

どうしても食べることができず隣の岩にいるお母さんのところへ持っていきます(笑)

「お母さ〜ん、食べさせて〜」

かなりの時間が過ぎましたがまだ鳴いています。
隣でいくら鳴いてもお母さんは知らん顔。それだけではありません。どこかへ飛んで行ってしまいました。
三番子「えぇ〜(><)」

お母さんの目にも涙が。そんな風に見えました。

つづく….